確定拠出年金ですが,今年から久々にリスク資産への投資,元本保証型商品から投資信託にスイッチングを進めています.
本記事では,私が勤めている会社の企業型確定拠出年金の商品ラインアップと,そのなかで上記3商品を選んだ理由をメモとして残しておきます.
23年2月現在,私が勤めている会社の企業型確定拠出年金の商品ラインアップは以下です.
まずは信託報酬です.
信託報酬は投資信託保有期間中に発生するコストのため,低いに越したことはありません.
アクティブファンドは信託報酬が高めの傾向にあります.
「なぁーにが,アクティブや!」
「プロ気取りしてるけど人の金でギャンブルしてるようなもんやないか」
「ファンドマネージャー,名乗れ,顔見せろ・顔!」
などの心の声が聞こえてきたため,アクティブ運用の商品,No.14〜No.18,No.21は不採用としました.
ちなみに私が確定拠出年金に加入したのは06年4月なのですが,その時の購入商品を確認したところ,
- 大和住銀DC日本バリュー株ファンド(DC黒潮) 25%
- 三井住友・バリュー株式年金ファンド 25%
- フィデリティ・日本成長株・ファンド 25%
- DIAM外国株式オープン 25%
と,まさかのオールアクティブファンドを選択していました.
20年前の心の声は,「投資なんて素人にはわからん,プロにまかしといた方がええんや,アクティブ一択や」だったのでしょうか.もう記憶がありません(笑).
次は投資先です.
債券投資(No.12,No.19)はリターンが低いので不採用としました.
REIT(No22,No.23)は,不動産投資は「ダメ.ゼッタイ.」という我が家に伝わる家訓に従い不採用にしました.
ここまでで生き残ったのが,
- 三菱UFJターゲット・イヤー・ファンド20xx(DC)(No.1〜No.8)
- 三菱UFJ DC年金バランス(株式xx) (No.9〜No.11)
- 野村国内株式インデックスファンド・TOPIX(確定拠出年金向け)
- 野村外株インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI・DC
です.
No.13 野村国内株式インデックスファンド・TOPIX(確定拠出年金向け)はその名の通りTOPIX連動の商品.本当は日経平均株価に連動する商品が良かったがまぁ致し方なし,採用しました.
続いてNo.20 野村外株インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI・DC.
こちらもその名の通りMSCIコクサイ・インデックス(日本を除く先進国の株価動向を示す指数)連動の商品.これも採用しました.
三菱UFJターゲット・イヤー・ファンド20xx(DC)ですが,年齢に応じて勝手に株式・債券比率を自動で配分してくれる商品,他パッシブに比べると信託報酬がお高めなので不採用にしました.
三菱UFJ DC年金バランス(株式xx)ですが,15,40,65は内外株の組入比率を指しており,
- 15は国内株式12%,先進国株式3%, 国内債券67%,先進国債券15%
- 40は国内株式25%,先進国株式15%,国内債券42%,先進国債券15%
- 65は国内株式38%,先進国株式27%,国内債券17%,先進国債券15%
であり,国内株式はTOPIX,先進国株式はMSCIコクサイ・インデックスに連動,信託報酬は0.154%とお安め.
No.13,No.20のみでいいかと思ったんですが,債券もちょっとあった方がいいかなと思い直し,債券比率が最も低い三菱UFJ DC年金バランス(株式65)を採用しました.
比率は1/3,綺麗に割れないので30%,35%,35%としました.
長々と書きましたが,信託報酬が低いTOPIX連動,MSCIコクサイインデックス連動の2本柱に国内外債券が少々という普通の構成ですね.
元本保証型が25%,上記3商品が75%になるようにスイッチングを進めていきたいと思います.